クリスマス前のドイツに行きました!一緒にスウェーデン留学をしている
友達も一緒 です。
安い航空券だったから、朝8時とかにはドイツ着いちゃって、10時くらい
にはベルリン市内に来ました。
スウェーデンから少しでも南の国ならまだ温かいだろうと思ってドイツに
来たものの、おそろしく寒かった。
人生初のマイナス20度以下をここで体験しました。
雪はスウェよりまだ少ないけど。
早朝初の飛行機とわずかな機内睡眠(前夜はスタジオ泊)で朝から二人とも疲
れきっていましたが、ドイツ来てまず最初に見たのがグッゲンハイム美術館
グッゲンハイムは美術館というより広いギャラリーという規模だったけど、
モーリスルイスとかの平面作品の色彩アブストラクト選抜!みたいな展示で
キャンバスサイズもでっかいしすてきな空間でした。結局今回のドイツ訪問
ではクリスマス休館とかもあって美術館ほとんど行けなかった。現代美術の
国なのにちょっともったいなかった。また来るぞ。
なので、
今回のドイツで一番濃かった展示がまさかの医学博物館となりました。
この写真で川の向こう岸にある赤い建物群が大学の敷地です。
この位置から博物館にあたる建物も見えます。
館内は撮影禁止なので、hpから画像ひっぱってきました。
博物館は4階くらいまであって、各部屋には説明キャプションや蝋でできた症例モデルの展示、そしてこんな感じにガラスケースに入ったホルマリン漬けやキャスト漬けの現物症例達がたくさん展示されていました。ありえないくらいゆがんだ骨格の子供の全身骨格標本とか、一人の体内から出た恐ろしい量の腫瘍とか膨張しまくってしまった腸とか、ありえない胎児標本などなど…私はグロいのすきだから最初から大丈夫なんですけど、女子らしくありえない…!とかうめきながら全部見ました。
あと、展示室の小窓から隣につながってる大学の教室をのぞき見ることができたんですけど、それがこの画像の教室で。私が見たときは先生と数人の白衣を着た学生が向かい合って腰掛けながらの講義が行われていました。教室内の壁が、いい感じの雰囲気の古い建物をそのまま使ってるみたいで、なんだかすごくかっこよく見えました。
この博物館で今日の観光を終えて、お泊まりさせてもらう友達と待ち合わせました。
そしてその子の家に着いてすぐ私たちは夜のベルリンへ再び繰り出し、バンドのライブにでかけました。はっきりいってめちゃハード無理すぎるプランだったけど、友達はその日誕生日で、その子を祝う為に私も来たし、チケット買っててくれてたので、行きました!なんていうか彼ら曰くelectro+trashな音楽らしく、trashとかそんなジャンルがあることすら知らなかったけど、聞いたら確かにtrash!な感じでした!w
ライブハウスは古いホテルのロビーを改造したようなおしゃれ廃墟的なところでした。ビールを一杯だけ飲んだ。せっかくのドイツビールなのに疲れてなんだか味はどうだったか覚えていない…。踊りながら寝てたし…。
そして疲れきってその日は夜中1時だか2時だかにやっと眠りについたのでした。
ここからは時間軸は適当ですが、m(_ _)m
私たちのファンキーなドイツ観光をご紹介します。
ここは、泊まらせてもらったお家付近の通り(ベルリン市内)です。
天井がドーム状になっている建物はユダヤ教の教会です。
建築物は美しいですが、入り口には24時間体制で長銃を持ったガードマンが
二人スタンバっていてものものしいかんじでした。遠くにテレビ塔も見えます。
そして同じ通りにあるこの建物。
元は廃墟だったそうですが、この建物に住み着いた貧しい人達がこの建物内で
アート活動を始めて、観光名所的な働きをして生計を立てているらしいです。
建物の入り口をくぐると。
さらに建物の上の階へ侵入捜査。
これはまさに
モチーフにはベルリンの壁とかその時代の写真をコラージュしたりして、
神も戦争も文化も人間の性質も、彼の目線から描かれています。
バスキアとかバンクシーとかの流れを感じます。
ドイツに来てすぐグラフィティありすぎ!と思った。
空港からベルリン市街へ向かう電車の窓から、さんざんグラフィティーばかり
目に入ってきた。グラフィティーが描かれている建物は異常なほどたくさん
あって、それらは全部グラフィティーのせいで廃墟に見える。
建物の高い所まで広い面積で描かれているからかなり存在感が強い。
ヨーロッパでは、グラフィティーがアートとして大分受け入れられ、
洗練されたアートグラフィティーもあるけど、建物を廃墟にしか見せない
グラフィティーは全然アートではない!ただの廃墟化プロジェクトだ。
そんな私はここではポストカードを3枚ほど買いました。
一番上の階には立体作品がありました。
廃墟アートを後に、さらに街の中心地へと向かいました。
Alexanderplatz駅前!ジャーマンソーセージ売ってます!
ドイツの、キャンドルの炎で回転するおもちゃをでっかくしたタワー☆
ここはクリスマスマーケットです。
この星ライトはヨーロッパのクリスマスに欠かせないアイテム。
スウェーデンでもほとんどの家が窓辺にこの星を飾ってました。
クリスマスマーケットは日本で言う、お正月の神社周りの屋台のような物。
クリスマスグッズや屋台菓子、時にはオリエンタルな物も売っています。
そして日本の甘酒にあたるような飲み物として、グロッグというホッとワイン
の屋台もあります。グロッグ屋台では毎年、その年のマグカップを作っていて
その年の年数とマーケットの名前がプリントされたマグカップで飲みます。
そして観光名所のBranden-burger torとでっかいクリスマスツリーも見た!
そしてこれは!
コカコーラトラックだ! 欧米でのクリスマス名物です。
コカコーラソングを熱唱しながら徐行するトラックたち!
缶コーラも無料で配ります。
日本のデコトラ達も年末に合法でねり走ればいいのにね!
さて、もう一人の友達の家にもお泊まりに行きました。
こちらはドイツの南の方。田舎だけど大きくてモデルハウスみたいなきれいな
お家でした。そり滑りもした!ドイツではみんな木製のアナログタイプの
そりを持ってる。とてもかわいい。
お泊まりさせてもらったお部屋のベッドに仕込んであった、友達のお母さん
からのプレゼントには感激!同じ友達のおばあちゃんからも同じように
お菓子やらベルリン的な物が詰まったプレゼントをもらいました。お年玉も…
最後はみんなで飾ったクリスマスツリーでドイツ編を閉めます!
クッキーも作ったし、ドイツのクリスマスを満喫した旅でした。
では、スウェーデンのクリスマスと新年編へ続く。