2010年9月12日日曜日

Beginning of Sweden life



   私は、スウェーデン人の友人が住んでいるこのピンクのお家に、到着日から
 二週間程お世話になりました。お家の外壁に” ros huset ( バラの家 ) ”と書かれて
 いるこのドールハウスのようなお家は元々、大きな湖の中の島にある借り別荘とし て、人々が夏の数週間のみ使うサマーハウスです。
  島にはこのようなかわいらしい色とりどりのお家が点々とあります。

  スウェーデンには湖がたくさんあるので、湖の中の島に別荘を持ち、クルーザー
 を所有して夏を楽しむがスウェーデンの人々のステイタスなのです。

島にはお店がないので、ボートで向こう岸の街まで買い出しに行き、生活します。

  冬は湖が凍るので、氷の上を歩かなければならないのですが、私の友人はここに
 もう二年住んでいます。



   

      スウェーデンのカタツムリは大きい!手の平サイズだよ。
      しかも雨の日は大量発生、家の玄関のまわりに5、6匹いた。
      中指サイズのナメクジもいます…!!!


       島のお家から見える風景。
      「魔女宅」のモデルになった島もスウェーデンのどこかです。
       週末にはよく気球が飛んでます。
          

2010年9月11日土曜日

SWEDEN blog Start!


     スウェーデンブログを始めます〜!
     8月10日からスウェーデンに来てもう一ヶ月が過ぎました。
     なんとなく落ち着いてきたよ。
  
  私はスウェーデンに昔から興味があって、やっと留学をしたという感じでは
  なくてたまたま成るように生きていたら、このようなスウェーデン留学の
  機会を得たように思います。

  数年前の私は、周りの親しい友達が留学したりしても、いいなぁ、すごいなぁ
  とは思っても、実際自分で留学する気にはならなかった。
  その時は自分の周りの世界だけで十分満足していたんだと思う。

  だけど日本の大学で5年間通い続けて、
  自分の世界が狭いと感じるようになった。
  二年くらい前から留学生の友達が増えたことが大きく影響していると思う。

  世界中のいろいろな国から彼らはやってきて、様々な価値観を私に教えてくれ
  た。とても刺激的だった。 
 
  彼らが考えていることを想像すると、今までよりも強く作品のインスピレーシ
  ョンが湧き出てきた。
  それを自分の目で見て、自分の肌で感じられたら、もっと様々な感覚や感情が刺
  激され、自分の中から湧き出るものあるのではないかと思った。

  ヨーロッパには昔から憧れていた。私の大学の所属学科が交換留学を提携してい
  る国はヨーロッパではスウェーデンのみ。
  初めての海外生活を送るには安全だし、大学でできたスウェーデン人の友達も何
  人もいる。人々の雰囲気が日本人に近いこともわかっている。
  スウェーデンに行くタイミングは今しかないと思った。

  しかしながら、実際私は何もスウェーデンに来る前に準備をせずに来た。     
  スウェーデン文化を調べたり、スウェーデン語を勉強したりね…。
  出発前日まで大学の課題作品を制作していた。
  ヘビーな課題だったからもう必死で。
  出発前日の夜は徹夜でトランクに荷物を詰めて…寝ないで朝成田へ…!         
  お世話になった方々ありがとう!

  でも、逆によかったかも知れない。
  特別な先入観もなく、漠然としたヨーロッパ雰囲気のみ想像して
  スウェーデンまで着いてしまったから、到着してからの日々は、毎日が
  もう新鮮で新鮮で、キラキラしてた。
  そこは私が生まれ育ち、過ごした土地とは全然違う環境だった。

  全然違うにもいろいろあるけど、”治安が安定していて美しい国”という意味で、
  まず全然違うと思った。人々は優しいし、自然と人工の建物などがうまく融合し
  ていて、彩りがきれい。町には100メートルおきにゴミ箱が設置されているから
  ゴミを道ばたに捨てる人もいない。
  日本の都心の、ゴミゴミしていてみんな自分のことしか考えないで、目的地へ
  かつかつと向かって行く人々があふれかえってる世界とは違う、一人一人の人々
  の余裕を感じた。

  そして私は、これからも毎日スウェーデンを知る中で、全ての感動を記録したい
  と思った。

  だからこのブログでは、私の目で見たスウェーデンを日本のみんなに伝えたいの
  はもちろんだけど、基本的に自分の為に記録します。スウェーデンを見て知って
  感じて、私の生まれた国、日本を違う視点から見ることも留学の目的です。
  皆さんの暇つぶしに時々のぞいてみてください。